



縦隔はFasciaです。
縦隔は、胸腔の中の臓器を、あるべき場所に安定させる役割を果たしています。
例えば、歌うことに必要な肺や気道を、あるべき場所に安定させますので、私たちはどのような姿勢でも歌うことが出来ます。
縦隔と身体の繋がりですが、積極的に動かせるものではなく、また同じ姿勢を極端に取り続けない限りは柔軟な組織ですので、歌っているその時に何かを変化させるものではありません。
しかしながら、胸骨(きょうこつ)と胸椎(きょうつい)、そして肋骨の内側といった、多くの骨につながってゆく線維ですので、声が出やすい姿勢を様々に変化させるためには、それらの骨が常に動ける状態に保つ=上半身を常にしなやかに保つといった点は、歌手にとってはとても大切だといえます。