背骨の自然なカーブを育てるための運動・遊びは?
- 時々、熱心すぎて発達を追い越した教育をしているのでは…と見受けられる子どもがよくいます。(グー握りが安定しないのに鉛筆持ちを学んだ結果フラフラ筆圧のない字、まだ1本ずつ指が動かせないのにドレミファソを弾かせたがるなど)そうしたことがおそらく重なっているのでしょう、演奏中の腰回りがグラグラして姿勢の安定しない生徒が数名います。そうした子どもたちを見つけたときに、教室で少しでも体幹に刺激を与え、自然なカーブを整えるために時々トランポリンでジャンプさせているのですが他にも『背骨の自然なカーブを育てる』という観点からおススメできる運動や遊びはありますでしょうか。
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『背骨の自然なカーブを育てる』には、様々な経験が必要です。
子どもの発育発達において、大切なことは「遊び」です。その「遊び」の中で、様々な身体の動かし方を経験し、時には失敗して怪我をしたり、時には友達に褒められたりしながら、自身の身体の”操作”を覚えてゆきます。
大人においては、「特定の目的達成のために特定のエクササイズに取り組む」事は有効ですが、それは身体の使い方が”十二分に随意的に可能”だからです。子どもにおいては、その随意性がまだまだ未熟ですので、「特定の目的達成のために特定のエクササイズに取り組む」事をしても、確実に的を射られるとは限りません。
その点からも、トランポリンでジャンプをさせるお取り組みは非常に良いことです。
「ピアノを弾いている時に体幹を使いこなす事を目的とした子ども体操」と文章で書くと、急に訝しい文章になりますよね。つまり、そのような”エクササイズ“は、随意性の高い大人には適切かもしれませんが、子どもには早計です。
まずは外に出させて遊ばせてください。芝生や砂浜で走らせてください。木登りをさせて水遊びをさせてください。その全身の運動経験の上に、特定の部分のエクササイズは成り立ちます。レッスン室では風船バレーとか、キャッチボールとか、でんぐり返しとか、先生登りとか(笑)、一通り遊ばせてからピアノを弾かせると、子供たちの身体は自然と動いているのではないでしょうか。






