支えの足の外側のアーチ、足の動きについて

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【質問】
第3回の資料にある支えの足の外側のアーチ、足の動きの土踏まずの説明がなかったので詳しく教えていただきたいです。

【回答】
足首から先の働きは、2つのグループに分かれます。
1つが外側の”支えの足”であり、もう1つが内側の”動きの足”です。
このグループは、関節同士のつながり、つまり骨のグループによって分けられます。
それでは”支えの足”の骨のグループからみてまいりましょう。

“支えの足”のグループには、以下の3つの特徴があります。

  1. 足首の上下の動きとは関係がない
  2. 構成する骨の数が動きの足より少ない
  3. 大きな骨で体重を支えやすい。

まず1.の特徴からみてまいりましょう。
立って歌っている時の全身の前後の体重移動は、足首の動きが重要です。この場合の動きとは、座っている時の足首の上下(反らしたり垂らしたり)と同じです。この足首の上下の動きは、距骨(きょこつ)という、たった1種類の骨が動いた結果です。
大きな動きができる距骨には、足の外側の骨のグループ、つまり支えの足のグループの骨は、主だった関節を通してつながっていません。
このため、”支え”の足のグループは、「足首の動きには影響を受けにくい」グループと言えます。

次に2.の特徴をみてみましょう。
“支えの足”のグループをつくる骨の数は、”動きの足”のグループをつくる骨の数より少ないのです。骨の数が少ないということは、それだけ関節の数も減ります。つまり、動ける部分が少ないため、「重さを支えるためには適している」と言えます。

最後に3.の特徴をみてみましょう。
“支えの足”の骨のグループにおいて、最も大切な骨は踵骨(しょうこつ)です。これはカカトの骨であり、手のひらで包めるほどの大きな骨です。この大きな骨のおかげで、立って歌っている時の「体重がしっかりと支えられる」のです

一方、”動きの足”のグループには、以下の3つの特徴があります。

  1. 足首の上下の動きを行う
  2. 構成する骨の数が動きの足より多い
  3. しなやかな靱帯で動きを調節しやすい

1.の動きは、すでに上段で解説済みの距骨にて行っており、この距骨に端を発する骨のグループが”動きの足”なのです。このため、”動きの足”は「足首の動きを含む」ことになります。
2.の骨の数に関しましては、”動きの足”の骨のグループには楔状骨(けつじょうこつ)という、指の付け根にもう1つ骨が追加されています。骨の数が多いということは、それだけ「関節の数が増え、動ける場所が増える」ということになります。
3.の靱帯は、足の裏全体に拡がる靱帯のネットワークを意味します。この広い靱帯ネットワークにより、立って歌っている時の全身の「しなやかな動きを生み出して」くれます。またさらに、内くるぶしにある、スプリング靱帯と異名を持つ靱帯のネットワークが、そのしなやかな動きをさらにダイナミックなものにしています。

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