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2026年東京開催声楽マスタークラス

2026年8月・11月開催に変更。お申込み済みの皆さまと日程調整中です。再募集案内まで今しばらくお待ちください。

オンライン開催 | エリザベス先生発声ワークショップ(4月~6月)

2026年4月~6月開講:エリザベス先生があなたの疑問に直接答える、実践的オンライン発声講座。全6回・アーカイブ付き

イタリア語ディクション講座 | 2026年7月スタート

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2026年東京開催声楽マスタ―クラス日程変更のお知らせ

演奏中の呼吸について

前回、呼吸のお話がありました。(難しいところになると呼吸が止まってしまう、等)しかし、演奏中呼吸を意識する事が難しく、吐くこと、吸うことを、どのように考えれば良いかアドバイスあれば教えて頂きたいなと思いました。

通常、呼吸は意識して行うものではありません。自律神経の支配下にあり、身体の各組織からの要求に対して自律的にコントロールされています。このことから考えると、呼吸は非常に自然なものであると言えます。

さて、ピアノを演奏するということは、時間軸上において感情や情景を表現することに他なりません。そして、感情や情景はコントロールするものではありません。こちらも非常に自然なものであると言えます。
しかしながら、「正しい姿勢で」「間違わずに弾かなければ」「お客様に失礼だ」といった、コントロールの支配下で「(何かを)上手く成し遂げよう」とした瞬間から、自然なものからは遠ざかります。

果たしてそこに音楽は存在し得るでしょうか?

このように考えると、演奏中の呼吸について考える時、呼吸は意識するものではなく、旋律を表現する際に、無意識に発露する生理的な現象と考えることが自然かと存じます。

もちろん、子どもたちを教える際などにおいては、フレーズを歌わせてみるのもよいでしょうし、フレーズのブロックを感じさせる手本の演奏を聴かせても良いでしょう。演奏中の肘や肩を挙げたくなるような衝動にかられたときに吸うゲームも具体的です。

ピアノを演奏する時の呼吸について悩んだ時、「どうすればよいのか」という思考から離れた瞬間に、呼吸をしている事に気付けるかもしれませんね。

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