2019年3月東京声楽マスタークラスの様子と受講生の感想
2日間コース受講生Sさん
この度はLe Muse主催のマスタークラスに参加させていただき、本当にありがとうございました。カルロ先生とエリザベス先生のレッスンはパッションに溢れていてすっごく心の奥底を刺激されました。また、初めてのマスタークラス、右も左もわからない中とても不安でしたがお二人とも本当にお優しくいい方で、すぐに馴染むことができました。
カルロ先生は歌詞の読み方やアクセント、発音を直すだけでなく、作曲者の歴史やなぜこのオペラが作られたか、オペラに隠された裏話など、沢山の知識を教えてくださり、先生の話にすぐに引き込まれてしまいました。それと同時に自分でももっともっと沢山調べて勉強していかないと!と改めて思う事ができました。
エリザベス先生は体の構造から、息の使い方、響の作り方、高音の出し方などを色々な方向から教えてくださりました。
特に高音を出すとき、実際にゴム手袋をして口の中に手を入れて教えてくださり、なるほど〜!と身をもって勉強する事ができました。
また、オペラの中のどういうキャラクターかを考え、一緒に演技をしながら歌ってくださり放蕩に楽しかったです
実際にご自身が演じられた時のお写真も見せてくださり素敵でした
また必ずレッスンを受けたいです!!
今回の経験を生かし、次回お会いできるときまでに成長できるよう精進して参ります。
本当にありがとうございました。

Kさん発声ワークショップ参加生
この度は素晴らしい企画をどうもありがとうございました。
声楽を始めてから20数年になりますが、身体のこと、声のこと、響きのこと、こんなにわかりやすく率直に教えていただいたのは初めてです。
一分一秒とも無駄にできないあっという間の4時間でした。まさに身体に沁みこむ内容でした。
私は先にマスタークラスを1日聴講させていただいておりました。また、ワークショップのあとにも1日聴講させていただきました。
エリザベス先生の教えてくださる本質をどれだけ理解できたかわかりませんが、私の声は確実に変わりました。
誰にでも理解しやすく丁寧に教えてくださったので、自分でも試してみることができるのです。
一番私が衝撃を受けた内容は、振動する場所を明確に示してくださったこと、そしてその振動を聴きキープする、ということです。
歌っていて、響きの方向性を考えることはあっても、振動を聴きそれをキープして歌うべきだと知ることは、私には大きな大きな価値あるものでした。
このワークショップのおかげで、発声への迷いがかなりなくなりました。
エリザベス先生のことは今回初めて知りましたが、エリザベス先生と川畑さんのそのお人柄の良さが講座でもあふれており和みましたし、それが魅力になっていました。この企画に立ち会えたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございました。
もしまたワークショップをされるのでしたら、今度は背中の使い方と軟口蓋や振動の関係について、エリザベス先生に伺ってみたいと思いました。
Bさん
エリザベス先生の指導は、「結果なる」のものが「やらなければ」にとらわれてしまう注意点など、陥りやすい点を丁寧に説明してくださり、大変勉強になりました。ですので、内容にはほぼ満足で「意見」を申し上げるほどのことはないですが、リクエストが許されるのでしたら前提でで、希望を書かせていただきます。
内容がとっても濃くて、てんこ盛りのため4時間で理解するには脳と体がいっぱいになる気がしました。今回のペットボトルでの息の練習や、ヨガマットでの支えの感覚のことなどのような、体を実際に動かすことを半分くらいにしていただけると、頭&体のいいバランスで、吸収できる気がしました。例えば、軟口蓋の説明の「冷たく感じるところ」今ここでちょっとやってみたい! 唇を震わせる「ぶー」といウォーミングアップ法、舌を震わせる「らー」(みたいなの)実際にあんなにしたが軽くなるのかな?など、その場で「やってみたい!」と思う瞬間がたくさんありました。
Tさん
盛りだくさんの内容で、まだ自分の体を使って整理できていないくらいです。
言葉で説明してもらえるのがよかったです。実際にやってみてくださるのも分かりやすかったです。
平日は仕事なので、半日だからこそ参加できたのですが、もっと聞きたいと思いました。
マスタークラスは時間が合わず受けられなかったので、来年に期待したいです。
企画から運営まで、先生をはじめ、スタッフの方に感謝致します。本当にありがとうございました。

Yさん
第一回目「発声ワークショップ」に参加させていただき、ありがとうございました。
Satokoさんがおっしゃっていた通り、本当に身体に仕組みから、ここまで説明してくださる先生はいらっしゃらないと思います。
自分自身、今まで、いろんな声種の先生にご指導いただいた中での疑問点が、なるほど!だからなんだ!と、つじつまが合うように腑に落ちました。
声の仕組みをこれほど丁寧に説明していただけて非常に勉強になりました。
学んだことをしっかりと意識して実践していきたいと思います私は、レッスンの聴講もさせていただき、非常に明瞭で分かりやすい素晴らしいレッスンを聴講できて大変幸せな時間でした。来年はぜひ参加できるように準備していけたらと思います。素晴らしい機会を頂きまして、本当にありがとうございました!
またお会いできる機会を楽しみにしております。

オペラ台本講座受講生(内容についてアンケート形式)
- とても良かったです。定期的に受講したいです。
- よかったです。イタリア語がしゃべれたらなと思いました。なんとなくわかるところもありましたが。受講される方は事前に実習割り当てをされると白い時間がなくてよいかと思いました。 聴講はミュートなので遠慮せずに口にできるのが利点ですね。
- 原語でフィガロを全幕やった事がありましたので、特に目新しい事が沢山あったということはありませんでしたが、テキストを読む事の大切さを改めて感じました。ただし、今回の内容はオペラを上演する現場に居なければ経験出来ない事だろうと思いますので、若い方々にとっては、本当に貴重な良い機会だと思います。地方に居ても勉強出来る今回のシステムがもっと広がると良いと思います。
- 非常に丁寧なご指導で良かったのですが、事前に講義の箇所を公表して頂きたかったです。
- 今後の勉強に役立つだろうお話を汲み取れた
- とても勉強になりました。フィガロの結婚という誰でも知っている、楽譜やリブレットも手に入りやすいオペラを選んでいただけたこともありがたかったです。
- 途中参加からでしたが、とても面白かったです。音形と感情の関連性などは実際にイタリア語で言っていただくと、そういう表現なのかと、とてもダイレクトに分かりました。同じシチュエーションでも日本人だったらどういう表現になりがちか、対してイタリア人だとどういう言葉のたたかけ方や表現の表し方の違いも感じました。これは実際に受けないとやはりわからないものだなと痛感しました。


