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2026年8月・11月東京開催声楽マスタ―クラス

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体の横から見た時の股関節の目安は?

股関節ですが、横から見た位置については、どこを目安にすれば良いでしょうか?
また、股関節と、骨盤底筋群や仙骨との関わり方・繋がり方について、もしそのようなものがあれば簡単にでもお聞きしたいです。

横から見た位置につきましては、次の場所が目印になります。
立った姿勢で、ふとももの外側の軟らかい部分に手のひらを当て、皮膚が沈み込む程度に軽く押さえながら骨盤の方に手のひらを近づけてくると、ゴルフボールくらいの骨の出っ張りに触れることができます。その出っ張りは大転子(だいてんし)という名前なのですが、ふともものお腹側の表面ーふとももの背中側の表面のちょうど真ん中程度の位置にあります。
その大転子の位置が、股関節の前後の位置だと思って頂ければ大丈夫です。

次に、股関節と骨盤底筋群や仙骨との関わり方につきましてご返信いたします。
股関節は様々な動きができる関節です。その中で、いわゆる内またの状態にひねりこむ(=小さい子がおしっこを我慢する姿勢)という動きがあります。この動きを内旋(ないせん)といいます。
さて、内旋の逆の動きとして、いわゆるガニ股の状態に膝を広げる(=お歳を重ねた方の立った姿勢)という動きがあります。この動きを外旋(がいせん)といいます。
股関節に外旋を生み出す筋肉は、主に6つの筋肉があるのですが、そのうち1つの筋肉が骨盤底筋群に直接つながっています。この筋肉の名前を内閉鎖筋(ないへいさきん)といいます。
筋肉は全て「働けば短くなる」という原則があるので、内閉鎖筋が働けば股関節は外旋します

さて、ここで、そもそも股関節が外旋の状態(膝が外に開いた姿勢)で立っていたらどうでしょう。外旋という仕事を任されている内閉鎖筋は、ほどよく緩んでいる状態になります。
先ほど、骨盤底筋群は内閉鎖筋と直接つながっているとご説明いたしました。ということは、ほどよく緩んでいる内閉鎖筋と直接つながっている骨盤底筋群は、非常に自由に動ける状態だということになります。ピンピンに張り切っている内閉鎖筋につながっていると、骨盤底筋群も働きにくいですよね。
では、骨盤底筋群が非常に自由に動ける状態だと、発声にどのようなメリットがあるのでしょうか。
骨盤底筋群は、発声に関しては主に3つの働きがあります。
・腹腔(ふっくう)の圧力を閉じ込めて、胸腔(きょうくう)の圧力のコントロールを補助する
・腹直筋(ふくちょくきん)と直接つながるため、胸郭のコントロールがしやすくなる
・仙骨と直接つながるため、姿勢のコントロールがしやすくなる
発声に大切なこれらの3つの働きを司る骨盤底筋群が、内閉鎖筋がほどよく緩むことにより、とても働きやすくなるということになります。
これら3つの働きが行いやすくなった結果、発声がより思い通りになることでしょう。

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