タバコや刺激物が喉に与える影響

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【質問】
喉への刺激物とされているタバコや辛いものなどは、どのように歌に必要な部位に影響を与えているのでしょうか。
タバコを吸う量を気を付けないと、直後の稽古のときに声が出にくい、という役者さんがいらっしゃいました。

【回答】
刺激物に関しましては、その煙や香辛料に含まれている化学物質により、声帯や気道の表面(=煙等に直接触れる気管内の面)の毛細血管を収縮させたり拡張させたりします。
毛細血管を収縮させる作用を持つ化学物質が作用すると、細胞に血液が届かなくなるため、気道の細胞はエネルギー不足や酸素不足に陥り、正常な働きを続けることができなくなります。この場合は、ノドが異様に乾く感じがしたり、声が詰まった感覚になったりします。
毛細血管を拡張させる作用を持つ化学物質であれば、必要以上の血液がどんどん流れ込んでくることになります。あたかも水漏れにより水浸しになった状態や、水風船に水を入れすぎてパンパンに膨らんだ状態と表現できます。
この場合は、ノドが重く感じたり、響きがことなって聞こえたり、ピッチが合わせにくくなります。
そのような状態では、正常に仕事(発声)をすることができませんし、一部の細胞が死んでしまう可能性も出てまいります。また、傷つけられた細胞は、正常な増殖ができなくなるため、治りが非常に遅くなることも考えられます。

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