
2027年3月鹿児島開催《バルバラ・フリットリとカルロ・ボスキ声楽マスタークラス》
目次
ご挨拶
2022年、イタリアでバルバラ・フリットリと声楽マスタークラスを行ったときの、彼女のレッスンが今も忘れられません。声の技術だけではなく、まず歌う内容、言葉の意味を問うのです。なぜこの言葉なのか、なぜこの音符なのか、なぜここに休符があるのか。その問いを受講生一人ひとりと丁寧に掘り下げていく姿に、私はイタリア・オペラの伝統の深さを改めて感じました。その後、彼女とのマスタークラスを何とか日本で実現できないかと模索するなかで、フリットリ自身が鹿児島での開催を快く引き受けてくれました。東京ではなく、鹿児島で。それは偶然ではありません。彼女がこの企画の意図を理解し、地方都市で本物に触れる機会をつくることに、意義を感じてくれたからだと思っています。
今、イタリア留学を取り巻く環境は大きく変わっています。円安・ユーロ高の影響で、渡航費、家賃、生活費、授業料、そのすべてが以前とは比べものにならない負担になっています。「いつかイタリアで学びたい」という夢を持ちながら、現実的な選択として踏み出せずにいる声楽家が増えているのを、肌感覚として感じています。だからこそ、フリットリとカルロ・ボスキが共に来日し、直接指導を行うこの機会は、留学の代替ではなく、ある意味で留学以上の集中した学びの場になりえると考えています。
そして、Le Museの声楽マスタークラスで大切にしていることのひとつが、言葉と音楽の関係です。
役者が戯曲を徹底的に読み込み、人物の背景や心情を理解して初めて舞台に立てるのと同じように、歌手もまた、台本への深い理解なくして真の表現を生み出すことはできません。作曲家と台本作家が作品に込めた意図を読み解く。語彙の選択、心理の転換点、言葉の重みと音符の動きが一致した瞬間に初めて生まれる表現。それこそが、国際的な劇場で「プロフェッショナル」として評価される歌唱の基盤です。
フリットリ自身が長年にわたり、スカラ座、メトロポリタン歌劇場をはじめとする世界の主要歌劇場で積み上げてきたのも、まさにその実践です。今回のマスタークラスでは、彼女がどのようにオペラと向き合い、作品を解釈し、歌い、演じてきたのかを、受講生が直接体験できます。それはどんな本にも書かれていない、舞台の現場で培われた生きた経験です。
本気で歌と向き合いたいすべての方に、この機会をお届けできれば幸いです。
一般社団法人Le Muse 川畑里子

お申込期限
お申込フォームと音源提出期限
2026年11月30日23時59分
後援
鹿児島県・鹿児島県教育委員会・鹿児島市・鹿児島市教育委員会・南日本新聞社・MBC南日本放送・鹿児島県文化協会・鹿児島県合唱連盟・エフエム鹿児島
日程と会場
日程
2027年3月22日~24日
会場
鹿児島国際大学 ミニコンサートホール
鹿児島県鹿児島市坂之上8-34-1
レッスンスケジュール
全日程において
9:00~12:00 カルロ・ボスキ教授のグループレッスン
ムーティをはじめ、イタリア人指揮者は「オペラは言葉から」と言います。受講生が自ら選んだ曲を題材に、台本と音楽がどのように結びついているかを深く読み解き、その関係性を理解することで、より豊かな表現力を身につけることを目指します。
12:30~19:30 フリットリ先生歌唱個人レッスン※1
1日1回、約40分のレッスン × 3日間(計3回)
すべてのレッスンは公開形式で行い、聴講の方が入場されます。
※1 個人レッスンの時間はできるだけ受講者のご要望に合わせて組み立てますが、ご希望どおりの時間にならない場合もございます。また、レッスン内容や受講者のレベルにより、1回のレッスン時間は目安(約40分)より長くなる場合も短くなる場合もあります。これらを理由とした返金には対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
開始、終了時間の若干の変更がある場合があります。ご了承ください。
受講人数
9名
受講資格
- 3日間全てのプログラムに参加できること。
- 音楽大学・大学院の在学生・卒業生・修了生、またはこれと同等以上の専門的な声楽の学習経験・実力をお持ちの方で、40歳未満の方※。
- お申込後に音源をご提出いただき、審査に合格された方
※2026年4月1日時点で40歳以下の方。プロとしてご活躍中の歌手の方は、年齢に関わらず、音源をご提出いただき、審査に合格された場合に受講が可能です。
※音源審査の結果に関しましては、理由のご説明や異議申し立てにはお応えできません。何卒ご了承の上、お申込みください。
お申込後の流れ
お申込フォームよりお申込みください。
↓
演奏動画をご提出ください。(締切11月30日)
↓
音源審査の結果をご連絡いたします。(12月中旬頃)
↓
受講費のお振込と受講曲のご提出をお願いいたします。(合格通知後7日以内)
受講費
税込140,000円
(申込手数料、音源審査手数料、受講費、聴講費、レッスン伴奏費、通訳費、レッスン動画撮影と共有、練習室費、2027年3月21日バルバラ・フリットリコンサートチケット代を含む)
※練習室はレッスン前の声出し用に会場内に一室をご用意しております。受講生同士で時間を調整してご使用ください。
※2027年3月21日のコンサートにご来場されない場合も、その分の返金はいたしかねます。
※通訳が不要な場合、または伴奏者をご自身でご用意・同伴される場合につきましても、受講費の返金はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
※滞在費・交通費は各自ご負担ください。
お支払い方法と振込先
下記口座にお振込をお願いいたします。
銀行名 PayPay銀行
支店名 ビジネス営業部
店番号 005
種別 普通預金
口座番号 3668942
受取人名 シャ) レムーゼ
※お振込み手数料はご負担いただきますようお願いいたします
キャンセルポリシー
- お申込み後、指定期日までに音源審査用動画のご提出がない場合は、お申込みを辞退されたものとみなします。
- 音源審査合格のご通知後、期限内にお振込みが確認できない場合は受講辞退とみなし、次点の方にご案内いたします。辞退をご希望の場合は、お振込み期限前にメールにてご連絡ください。
- 受講料お振込み後のキャンセルにつきましては、理由の如何を問わずご返金いたしかねます。
- 受講者のご都合による欠席・早退・遅刻の場合(体調不良や感染症の疑いによりご参加を見合わせる場合を含む)、受講料の返金およびレッスンの振替は行いません。
- レッスンの進め方は講師の判断に委ねられており、レッスン内容や受講者の状況により、1回のレッスン時間は目安(約40分)より長くなる場合も短くなる場合もあります。これらを理由とした返金には対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
- 受講費には2027年3月21日開催のバルバラ・フリットリ ソプラノ・リサイタルのチケット代が含まれます。コンサートにご来場されない場合も、その分の返金はいたしかねます。
- 万が一、講師の急病や自然災害等のやむを得ない事情により、マスタークラスが開催前に中止となった場合は、受講料を全額ご返金いたします。ただし、受講のために手配された交通費・宿泊費等の補償はいたしかねます。なお、開催後に自然災害等のやむを得ない事情により中断・中止となった場合は、恐れ入りますが返金の対象外とさせていただきます。
- 上記のほか、レッスンの録音・録画、主催者による記録・広報、個人情報の取り扱い等に関する詳細は、お申込みフォームの同意事項にてご確認いただけます。
お申込フォーム
お申込フォームと音源提出期限
2026年11月30日23時59分
お願い
- 日頃から新型コロナやインフルエンザ、風邪などの感染防止対策を守りながら、お過ごしください。
- 当日に37.5度以上の発熱、咳、味覚または嗅覚の消失、その他新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染が疑われるような症状がある場合は、ご参加を見合わせてください。※1(万が一陽性者が出てしまい、先生方が体調を崩された場合、イタリア帰国やその後のお仕事に影響がでますので、お気をつけください。)
- 受講生、現地聴講生には新型コロナウイルス感染症の状況次第では、マスタークラス初日に抗原検査をお願いする場合があります。(自己負担)※2
※1 この場合受講費のご返金は致しかねますこと、ご理解ください。
※2 今後の展開によっては内容変更がある場合があります。






