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オンラインサロンItalyArt(いたりあーと)講師

Anna Bruna Menghini (アンナブルーナ・メンギーニ)

ローマ大学ラ・サピエンツァ建築学部卒業、建築デザイン博士課程修了。
ローマ大学ラ・サピエンツァ土木・建築・環境工学科准教授。

1999年から研究員、2004年からは准教授としてバーリ工科大学の土木科学・建築学科で教育・研究活動を経て、現在、ローマ・ラ・サピエンツァ大学のDICEA学部で教育・研究活動を行う。2014年にバーリ工科大に設立された研究グループ「UFG-UrbanFormGrammars」の発起人の一人であり、現在はローマ・サピエンツァ大学研究グループ「LAPIS-Laboratory on Housing」で活動。

イタリア、アプリア地方を中心とした地中海地域の都市と建築の復興と再開発のための科学的・デザイン的研究を行い、特に2005年以降は、大学や文化機関、地方自治体の支援を受けながら、発展途上国(バルカン地域やサハラ以南のアフリカ)の建築・都市・景観遺産見直しための研究やプロジェクト、科学的・文化的な共同作業に携わる。扱うテーマは、歴史的・人類的・自然的景観の知識・価値化・回復、イタリアの近代建築・都市の知識・再開発、産業考古学の価値化と使われなくなった生産地の回復、遺跡の価値化と博物館建築で、その成果は、数多くの国際会議や展示会、出版物に反映されている。

【アンナ・ブルーナ先生に質問】

イタリアで好きな町は?
平凡な答えで申し訳ないですが、私にとってはローマです。永遠の都で常に新しい発見があります

これまでの旅の中で、特に思い出に残っている国は?
エジプト。神秘的な文明や壮大な自然を持つと同時に矛盾を抱えているからです

食べずにいられない一品は?
パスタ!

自分のスタイルや趣味を反映している絵画を2つあげてください
『書斎の聖ヒエロニムス』アントネッロ・ダ・メッシーナ
『すべての道』パウル・クレー

日本を思い浮かべて最初に出てくる言葉は?
上品、節度。最後まで平凡でごめんなさいね、そしてお寿司!

森泉文美(Moriizumi Ayami)

1963年東京都生まれ。1975年までニューヨークに育つ。
東京外国語大学イタリア語学科卒業。東京大学教養学部比較文化比較文学修士課程修了。
西洋美術史家若桑みどりの影響を受け、1988年にイタリア政府給費留学生として渡伊。

ボローニャ大学文哲学部歴史学科主席卒業。研究論文はバロック期、ボローニャ信徒会と聖週刊の「キリストの墓」に関連する装置企画について。
ブレラ美術学校にて舞台美術を学ぶ。
2002年から2009年までローマ大学東洋学部日本語日本文学学科非常勤。2009年から2012年までアンティック家具修復、金箔貼りの仕事に従事。

1989年よりイタリア・ボローニャ国際絵本原画展のコーディネーターを務める。ドキュメンタリー映像も制作1997年の「レオ・レオーニ展」でレオーニ氏という知己を得、写真の腕を絶賛される。
そのほか、日本のブルーノ・ムナーリ展、イエラ・マリ展などのコーディネート。 2009年にはヨーロッパ初、日本未来派の詩と音楽のコンサートを企画(ピアノ:川畑里子 メゾソプラノ:三角枝里佳)ローマ日本文化会館で開催。
2017年イタリアの出版社エルセ『Memory Yōkai(妖怪メモリーカード)』編集。
翻訳書にマリオ・プラーツ『バロックのイメージ世界 綺想主義研究』( みすず書房)
著書には『誰も知らないレオ・レオーニ』(2020年)

【森泉文美先生に質問】
イタリアで好きな町は?
とっても難しい質問です。どの街も美しく、それぞれ全然違います。
一つだけ選びとしたらやっぱり自分を育んでくれたボローニャでしょうか。

これまでの旅の中で、特に思い出に残っている国は?
ドイツでしょうか。その大戦の歴史から派生している一種の悲哀が人々の間に漂っているのが感じられ、心を打たれました。

食べずにいられない一品は?
日本の美しくておいしい和菓子たちです。

自分のスタイルや趣味を反映している絵画を2つあげてください
カスパー・ダ―ヴィド・フリードリヒの『雲海の上の旅人』、
絵画ではありませんがニッコロ・デラルカの群像、『死せるキリストへの慟哭』など。

日本を思い浮かべて最初に出てくる言葉は?
日本と言えばわびさびの美的意識。

目次
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