2018年9月、南イタリアで行ったエリザベス先生のマスタークラスに初参加された温子さん。

その初日にエリザベス先生に『あなたはメゾソプラノよ!』!と言われ、びっくりされていたのを覚えています。
ちょうど、多くのイタリア人、ヨーロッパ人声楽歌手が頼りにしている喉の専門医コッス先生もその場にいらっしゃったので、声帯をみてもらったりしながら、科学的そして声楽的(チェンジがどこでおこるか、低音の音の響きの確認など)観点から検証した結果、『いま歌っているUna voce poco faを明日はメゾの調で持ってきて』と、メゾ転向決定!になった記念すべきマスタークラスから約1年。
今年の6月にローマにもレッスンを受けに来た温子さんがメゾとして参加した初のコンクールで第2位を受賞!
おめでとうございます。
ご本人も「少しメゾとして自信が持てました!」とおしゃっていました。良かったぁ!
体や喉への負担は減るものの、メンタル的に大いに悩む傾向にある声種変更ですが、温子さん持ち前の明るさと強さでスパッと方向転換できたことは本当に素晴らしいと思います。
これからも、温子さんの益々のご活躍を応援しています。
2020年5月に東京でお会いできること、楽しみにしています!
Ti vogliamo tanto bene

2020年東京開催声楽マスタークラスのご案内
チャイコフスキー国際ピアノコンクール批評家賞受賞、ピエトロ・デ・マリア ピアノマスタークラス2020年4月開催のご案内