カルロ・ボスキ教授による台本アナリーゼ

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『詩の意味をいかに音楽で伝えるか』ということを考えたモンテヴェルディ、『詩は音楽の忠実なしもべでならなければならない』考えていたモーツアルトがダ・ポンテを欲したことを始め、当時の手紙などから作曲者達の詩、言葉へ対する思いを理解すればするほど、オペラ、アリアの勉強をする時、従来の楽式、和声、翻訳からでのアプローチでは見えにくい事があると実感しています。
トゥーランドットのリュウのアリア Tu che di gel sei cinta, この最初のTu! 。この言葉が持つリュウの強い思い、この言葉の選択の意味、io chiudo stanca gli occhi『stanca』、辞書には『疲れた、飽きた、活力を失った』とありますが、ここでの『stanca』に込められたリュウの人生。言葉に込められた感情、言葉のリズム、言葉のフレーズのリズムを生かす事に神経を注いだ作曲家のアリアを歌う上でどうしても欠かせない要素が台本アナリーゼ。
古、現イタリア語、イタリア文学、イタリア史、イタリア音楽史、音楽美学に詳しいイタリア人のボスキ教授だからこそ伝えられるベル・カントと各年代、作曲者とのつながり、ディクション、言葉と音楽の関わり、台本作家と作曲家が意図した登場人物像と音楽の理解を深めるレッスンは、表現するうえでとても役に立つと確信しています。
言葉の基本は話者の意図や情報を伝達することですが、思考や記憶の手段でもあり、聞き手や話者自身の行動の方向付けをするのも言葉なら、その言葉を理解することは動き、演技へもつながっていくのです。ボスキ教授のレッスンを見学された某大学の講師の方から『歌手だけでなく、指揮者や演出家、とりわけ声楽(オペラ)に関わる教員が学んでおくべき実践に即した講義』という感想をいただいております。少し前までは、イタリアにわざわざ来なければ受けれないレッスンの一つでしたが、インターネットでのおかげで日本にいながら受けられるレッスンとなりました。

個人レッスン、グループレッスン、アリアのみ、オペラ全幕をまたはある1幕を勉強したいなど皆様のご希望に合わせてレッスンを組んでいくことが可能です。試験前に、オーデション前、コンクール前にまたは曲をより理解したい方はこちらからまたはinfo@lemuse.or.jpまでご連絡ください。

ボスキ教授による2018年声楽マスター東京・福岡開催の概要はこちらからご覧下さい

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