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2025年開講Le Museオンラインレッスンのご案内

声楽マスタークラスを始めてみて・・・

2015年からデヴィーア先生とマスタークラスをイタリアで、2017年からエリザベス先生と日本で声楽マスタークラスを始めた私。
今年2018年の東京声楽マスタークラスで4年連続開催できることとなり、少しはホッとしてますが、毎日数字とにらめっこの日々。

マスタークラス自体は私も自信をもって『これはいいよ!』とお勧めできる内容と講師陣のみを必ずお呼びするので、(私は自分がまず人間的にも音楽家としても尊敬できる人じゃないと嫌!)
受講された方も『勉強になった~』『歌の世界が変わった~』『こんなレッスン日本では受けたことがない』と新しい発見と解決策、勉強の方向性がわかるから、
また翌年も受講されるし、聴講のみの参加だった方が今回は受講生へ、そしてイタリアまでレッスンを受けにくる。
ということは、その内容と講師陣を評価していただいてるってことかなと。

だけど、今までに私が企画したマスタークラスに参加したばかりに、所属していた団体から出ていかざるを得ない状況になった方、『参加したこと内緒にしといてください!』ということも多々ある。残念だけど、特に私が愛する九州はその傾向が強いみたい。
音楽界=相撲協会と似たようなもので談合、寸止め、囲い込みの3拍子!だと、音楽界の重鎮や大学教授から聞かされた言葉。あとは『村社会』とかね。
『だから若い音楽家が帰ってこないんです!勉強の場も、勉強の仕方も、活躍の場もないので』『本物を知らない人が多い』らしい。
私の亡き恩師が改革に挑戦していたころと全く変わってないどころか、少子化でさらに共倒れにならないように『談合』『囲い込み』が悪化した?みたい。
若手歌手や学生が言うには、『そこから出れないんです』『先生が良いといわないので。。。』と泣き寝入りしてるよう。

いや~、もったいない!!!!

団体に所属することもとても良いことだし、定期的に見て下さる先生も必要。だけど、それが足かせになってしまったらもったいない!
少しの勇気で、今までの世界が変わるきっかけをつかめるはずなのに、いや~、もったいない!
他の講習会、レッスンを受けて、各個人のレベルが上がればその所属団体のレベルも上がるかもしれないのに。

音楽家は実業家と同じ。
『先生いないかな~』『問題解決したいな~』『うまくなりたいな~』『あったらいいな~』『年齢が・・・』とアイデア、思いだけで成功した実業家はいないはず。いろいろな実業家の著書読ませていただいてるけど、成功してる方はよく『動く』! それと『選択』! 選択は大事~。いろいろと情報集めながら、今は何が自分に必要かなど考慮して選ぶ。そして恋人同士でも、友人関係でも、夫婦でも、親子間でも、教師と生徒間でも『自由に選択できる』関係を気付くことは大切だと思う。

日本にもいろいろな分野で素晴らしい先生がレッスンに来られてるので、折角の機会をぜひ有効活用していただきたいなと。
もちろん、エリザベス先生とボスキ教授のレッスンを個人的にはお勧めしますが(笑)
少しの勇気で動けば、必ず何かは変わる!どうせやるなら、厳しくてもやりがいある道の方が楽しいはず!
興味あるのにしないのはもったいない。
何かを理由にしてすぐ『出来ない』とするのも、もったいない。なにか策はあるはず。
と、ちょっといろいろなことを経験した私がマスタークラスを初めて思っていること、でした。

そういえば、受講生増やすのに『イタリアで歌える!』とかつけてみたらいいのにと言われたことも多々ある。
イタリアでコンサートをする機会、小さなオペラ公演で歌える機会を作ることは私でも可能。
ですが、1度きりのはなし。しかもこういうのは私が知っている限り、大概歌う側がある程度の金額を払っていること多いし、物々交換のような場合もある。
それよりもデヴィーア先生、エリザベス先生、ボスキ教授がいつも言うように、Studiare, Studiare e studiare,勉強して、勉強して、勉強したら日本でもイタリアでも先が見える!って。

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