嘘か真かリゴレット公演
『嘘でしょ??』と言いつつ同時に『でもあり得る!』と思えてしまったイタリア人が怖い(笑)
これはある人から聞いた話で、そのある人は実際それを行ったお父さまから聞いたみたい。
それはなんと、
リゴレットを全幕 イタリア語でいうパロラッチャ、罵り言葉、汚い言葉で歌う😲!ということ。
1952年頃、某イタリアオペラ団体が『リゴレット』公演のためにスコットランドのグラスゴーへ。
冗談好きなイタリア人、グラスゴーのお客様はどうせイタリア語はわからないだろうからと、ソリスト、合唱団員一致団結して『明日のリゴレットは全部パロラッチャでいこうぜぇ』ということに。
オペラの幕もあがり、全員見事にパロラッチャでリゴレット第1幕終了。
第1幕を引き上げてきたソリスト、合唱団員の前に某イタリアオペラ団体総責任者が仁王立ち。
『グラスゴーの人たちイタリア語わかるはずないですよ。プログラムにも言葉載せてないですし』という歌手たちに総責任者は、
『君たちは知らなかったかな?今日のグラスゴーのお客様は全員イタリア人だって。鉱員でこちらで働いているイタリア人とその家族なんだよ』
😱 😱 😱 😱 😱 😱
そのあとの総責任者の言葉
『というわけで、君たち1か月給料なしね』
😭 😭 😭 😭 😭
第2幕以降はイタリア語でそして二度とパロラッチャでは歌わない!きちんと仕事します!とみな心から誓ったそう。
この話を聞いた時は信じられなかったけど、教えてくれた人のお父様って、彼を知っている人の間では嘘はつかない方で通ってたみたい。
嘘かホントかはわからないけど、イタリア人ならやるな・・・
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