2015年に始まった声楽マスタークラス L’Arte del Belcantoから必ずお呼びしているボスキ教授。
その理由はこちらから。言葉と音楽の結びつきを説明してくださるボスキ教授のレッスンは、『あ~!!』『え~!!』『だからか・・』という声が受講生から良く聞こえる。 楽譜からだけではなく、オペラが設定されている年代の慣習、社会史、文学史を含めたレッスンは本当に勉強になる。Turandotから  Tu che di gel sei cinta のレッスンでは、最初の Tu, に一体どういう思いが込められているのかという説明、Liùが言うstancaの意味は?などなど、曲がボスキ教授の説明を通してより鮮やかになっていくのには毎回私も驚く。どのような音色、ニュアンスで歌いたいかと考える時、その選択はまずは言葉から考えるだろう。言葉の基本は話者の意図や情報を伝達することだけれども、思考や記憶の手段でもあって、聞き手や話者自身の行動の方向付けをするのであれば、表現するために台本の理解はやはり不可欠だと再認識。教授のレッスンから対訳や音楽から感じられるものだけを基にした表現ではなく、作品の本質を捉えるための手法やヒントを得ることができたかな? ボスキ教授のレッスンは全員でおこなうので、聴講生を入れなった今回はレッスン中の写真がない。。。。残念。ですが、受講生との写真を変わりにアップします。 教授が行う台本アナリーゼは、日本とイタリアの遠隔でも十分に行えるもの。ご興味ある方はinfo@lemuse.or.jpまでご連絡ください。

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