オペラ演出の歴史から、今日の演出の特徴、そして演出家が望むこと、読み替え演出などの講義から始まったスカルトン先生のレッスン。2009年からバイエルン国立歌劇場のイタリアオペラ監督(ディクションなど)も務める先生だからこそ、伝えられる今、そしてこれからどう勉強するべきかなどのお話は非常に興味深いものだった。初日のレッスンは、ゴルラ先生、ボスキ先生も参加。スカルトン先生のお話に、コレペティ、ゴルラ先生の経験、ジャーナリストでもあるボスキ教授からの意見なども飛び交うあっという間の3時間。2日目はまずディクションから。(ローマでネトレプコがイタリアオペラを録音しなければいけなかった時もスカルトン先生がディクション監督で参加。)受講生からの質問にも丁寧に答えながらの丁寧なディクション指導のあとは。。。。
先生に演技をつけていただく実技レッスン
頭ではわかっていても音楽と動く難しさ、顔の表情の変化、次の動きへとつながるよう動くことなど、実際に動いて初めて気づくことが多い。オペラを心から愛し、歌手の声を考えた演出を常にされる演出家の一人であるスカルトン先生の演技指導で、受講生が歌う音楽がとても良くなっていくことに驚く。言葉、音楽、感情、動きが一致していく様子をみて鳥肌がたちながらも、ピアノを弾いて、通訳のために走る、椅子に戻って弾く、走る、訳すの私。一人でバタバタしていた私を救ったくださったのがゴルラ先生(ありがとうございます。午後からのレッスンだったのですが、スカルトン先生の実技レッスンが見たいと会場に早めに到着された先生。私は彼らのこの姿勢から学ぶこともあると思う。自分のレッスンをするだけではなく、お互いの指導を見て、それぞれの指導がどのように絡んで一つになっていくかということを考えるゴルラ、スカルトン、ボスキのイタリア三銃士!!)。 ところで、一つスカルトン先生が
とても不思議に思ったことが、「なぜ アリアだけ勉強するの?」ということ。受講生に「このアリアの前に何がありましたか?」と質問する先生に 自信なく答える何人かの受講生。 このことはデヴィーア先生もよくおっしゃていたこと。 「アリアだけではなく、少なくともオペラ全部勉強しないとわからないのよ」と。自分が歌う歌、役にあまり興味がないのかなぁ? 今後の課題は残るものの、スカルトン先生、とても充実した時間をありがとうございました。

スカルトン先生と

みんなで

マスタークラス前半、ゴルラ先生とスカルトン先生のレッスン終~了! ということでアペリティーボへ。 いろいろ笑って、話して楽しかったー。さぁ、明日の午後から始まるマリエッラ・デヴィーア先生のレッスン、頑張るぞ。

0