2018年9月3日~7日にかけて行われたエリザベス先生声楽マスタークラス
会場となった町は、プーリア州バーリ県の海沿いの町、モーラ・ディ・バーリ

町の中心広場

毎年9月の第2週目に行われる、町にとって一番大事な守護神悲しみの聖母祭ということもあって、モーラ・ディ・バーリに着いたらもう既にルミナリエが準備してありました。
この声楽マスタークラスを企画したのは、メゾソプラノでイタリア・バーリ歌劇場合唱団の一員であるティーナさんが会長を務めるL’Arte Rapsodica
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プーリア州の才能ある音楽家の発掘や、もっと地元にクラシック音楽をと、演奏会やマスタークラスを企画している協会
左上から時計周りに 協会副会長のニクラ、会長のティーナ、エリザベス先生、マスタークラス中にセミナーを行った耳鼻咽喉科医で音声学、発声学の専門家コッス先生

今回のマスタークラスレッスン会場はPalazzo Pesce(ペッシェ宮殿)
18世紀に建設された700年代風の建物がペッシェ家所有になったのは1810年。
それから多くの年月が過ぎ、当時の面影なく放置された建物を現オーナのロトンディ家が買取、なんと約15年もかけて修復した現在の姿がこちら

 


今はコンサート、セミナ―、ファッションショー、展示会など数多くのイベントが行われまでになったペッシェ宮殿。
この宮殿の責任者であるマルゲリータ曰く、『私の両親の勇気はすごい!』と。
なぜなら、このまま廃れていいく宮殿を見かねた彼女のお父さんが、愛する町の為に5つのローンを組んでまでした大事業で、今でもまたいくつかのローンがあるらしい。
マルゲリータさんも歌手で、日本では東京、大阪、福岡でポッペーアの戴冠を公演したそうです。
まるでフィガロのように『マルゲリータ、マルゲリータ、マルゲリータ』と呼ばれ、そのたびににこやかな笑顔で速やかに対応していた彼女でした。
マルゲリータ

そして、その宮殿にあるピアノもまたまた特別

グロトリアン=ステインヴェーグ!!!!!
このピアノに出会える時がくるなんて、しかも人口2万人ちょっとのモーラ・ディ・バーリで。
のちにアメリカでヘンリー・スタインウェイと名乗るようになった、ハインリッヒ・シュタインヴェーグが設立した世界で最も古いピアノ製造会社の一つ。
コンサートでは自分が持っているグロトリアンで演奏していたぐらい、クララ・シューマンも愛した音色。
このピアノ、ペッシェ宮殿と素晴らしいロケーションの中で、エリザベス先生声楽マスタークラス開始です。

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