賛助会員の募集
賛助会員のご案内
一般社団法人Le Museは、その前身の任意団体Japan Italia Style Harmony の時から、世界に通じるオペラ歌手、若手音楽家を育てるために、各分野の第一人者であるイタリア人およびヨーロッパ出身の講師を迎えて音楽マスタークラスを国内外で行ってきました(2024年時点で計15回開催)。
過去の受講生からは、2017年日伊声楽コンコルソ第一位および歌唱賞受賞の工藤和真さんをはじめ、当声楽マスタークラスをきっかけにイタリア留学を決められたNさん(2017年/2018年度ローマ、トル・ヴェルガータ大学主催短期オペラコースに合格)、パルマ音楽院声楽コースに入学された方を始め、毎年イタリアへ留学する方も増えてきています。2019年には、シチリアで行ったネブローディ音楽祭で、カヴァレリア・ルスティカーナと修道女アンジェリカで、当法人声楽マスタークラス受講生がイタリアでオペラデビューも果たしました。
そして日本国内でも、声楽講習会終了後、東京二期会、藤原歌劇団、長野市民オペラ団体、福岡オペラ協会など、数多くの場所で活躍しながら、さらに後進の育成に力を注がれる歌手の方も多く輩出してきました。
イタリア人講師を迎え声楽マスタークラスを始めたのも、イタリアの音楽院を修了し、スポレート実験歌劇場の研究生として、そして仕事を通して多くの音楽家、音楽教育者と出会い、彼らから直接学ばせていただいた私自身のイタリアでの経験が基となっています。
日本国内の音楽教育、大学機関、音楽家、音楽団体のレベルの高さと活躍には目を見張るものがあります。
ですが、やはり本場でしか取りあげられない勉強科目を知り、イタリア・ヨーロッパが求める音楽家を肌で感じ、400年以上のオペラ史を持つイタリアから、長い西洋音楽史を持つヨーロッパの音楽家、音楽教育者からも学ぶこと、気づかされることも、まだ数多くのあると確信しております。そして、テクニックや流暢さも大切ですが、もう一歩上を目指すなら単に西洋人音楽家の真似をするのではない自己表現の大切さを感じています。
“あなたはどう表現したいのか”
”わたしは何を感じるか”
このような問いかけが行われる必要性、そしてもしかしたらこのような問いかけこそが、音楽をやる醍醐味なのではないではないかと。そしてこの問いかけこそが、当社団法人が主催するマスタークラスの意義であります。
勉強したい、上手くなりたい、自分の思いを自由に表現できるようになりたい、世界の舞台で活躍を志す若手音楽家に、そして日々後進の指導に力をそそぐ方のために、より多くの勉強・研究の機会を設けるために、皆様のご支援を賜ることが出来れば幸いと、賛助会員制度のご案内を申し上げる次第です。一般社団法人Le Museは非営利団体として認定を受けておりますので、私どもの活動・思いに賛同していただいた個人・法人の方からの賛助金は全て音楽マスタークラスそしてオンラインレッスンなど若手音楽家育成、音楽界の発展のために使わせていただきます。
今後とも、当法人らしい様々な活動を行うために、ご支援くださいますようお願い申し上げます。
一般社団法人Le Muse パンフレット
賛助会員制度
2020年からオンラインで始めたオペラ台本講座。安定したネット環境があればどこからでも受講が可能に
2019年に行ったオペラ台本講座の対面式講座も聴講生はオンライン
シチリアで行われたネブローディオペラフェスティバルで『修道女アンジェリカ』に出演した日本人歌手
世界的ソプラノ、マリエッラ・デヴィーアとマスタークラス(2015年から2017年までイタリア、ブラッチャーノ市で開催)
2019年世界的ソプラノ、マリエッラ・デヴィーアと南イタリアでインターナショナル声楽マスタークラス開催
2017年から東京で行っている発声ワークショップ。みんなで一緒に学びます
2018年9月、南イタリアで行ったエリザベス先生声楽マスタークラス。
イタリアで声帯、声の専門医として数多くの歌手をみているコッス先生のオペラ歌手にとっての声と題したセミナーも行いました
2017年から東京で行っている声楽マスタークラスの様子