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2025年開講Le Museオンラインレッスンのご案内

Librettiamo④オペラ台本講座2021/2022

2021年も12月2日からオペラ台本講座を開講いたします!
(全講座日本語通訳付き。動画共有あり)

演技の素晴らしさでも有名なオペラ歌手イルデブランド・ダルカンジェロもテキストの理解をとても大切にしています。
イタリア人を対象にしたLe Muse主催声楽マスタークラス(21年9月開催)では、イタリア人に対して

「発語しているけど、意味はわかっていないね」
「すべてのジェスチャーには意味がなければいけないのだよ!」

とレッスン中に何度も言っていました。

現在世界中の劇場で様々な国の出身の指揮者がオペラを振っています。
ですがイタリア語があまりわからない指揮者との合わせは音楽的なアドバイスのみ(世界主要劇場でも)で、ダルカンジェロがムーティと約10年間勉強したような、フレーズ毎に言葉から表現を理解するという機会は減ってきているのが現実です。演出家に関しても同様。読み替え演出で歌う前に、まずは伝統的な演出、動きで歌手が学ぶことは多くあります。

このような中で現在は特に歌手側の準備もより重要だとダルカンジェロも仰っています。
楽譜から読み込んだ作曲家や台本家の思いを観客に届ける橋渡し的な役割がある歌手。
台本作家と作曲家の意図が理解できれば、それを表現するためのテクニックの選択につながり、舞台上でも動きやすくなるはずです。

対訳や音楽から感じられるものだけを基にした表現ではなく、作品の本質を捉える言葉から読み取る登場人物像。
思考や記憶の手段でもある言葉が、聞き手や話者自身の行動の方向付けをするのであれば、台本のアナリーゼはどうしても必要ですし、指導する上でもとても大切になってくるでしょう。

台本あってのオペラです。
このオペラ台本講座を通して言葉と音楽の関係が明確となり、表現へ繋がると確信しております。
是非、ご検討くださいませ!

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講師/講座内容/日程
募集受講生30名
お申込みはこちらのフォームからお願い致します

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計14回
前半8回ーパッラディーノ先生(ローマ・サンタ・チェチリア音楽院音楽作劇法教授)
後半6回ーボスキ先生(ラクイラ音楽院音楽美学史教授。ジャーナリスト)

パッラディーノ先生の講座12月2日~木曜19時30分~21時30分
18世紀と19世紀の主要な作家の作品を取り上げて、オペラ史の中で重要なオペラのいくつかのシーンを分析します
これらのシーンを分析することで、各時代の音楽作劇スタイルとその時代特有のスタイルを具体的に理解することができるでしょう

《取り上げるオペラ(予定)》
2021年
講座①12月2日
『L’Olimpiade』『Attilio Regolo』ピエトロ・メタスタージオを取り上げて
講座②12月9日
『 La serva Padrona』intermezzoと新しい作劇法の要素
講座③12月16日
『Le nozze di Figaro』
講座④12月23日
『La Cenerentola』19世紀初頭の産業劇場

2022年
講座⑤1月13日
『Norma』ロマン主義とメロドランマ
講座⑥1月20日
『Rigoletto』ジュゼッペ・ヴェルディのメロドランマ
講座⑦1月27日
『Cavalleria Rusticana』ヴェリズモのメロドランマ
講座⑧2月3日
『La Bohéme』プッチーニのメロドランマ

ボスキ先生の講座ー2022年2月14日~月曜19時30分~21時30分
1800年代のオペラから3人の登場人物を選び、《表現するために》《演技をするために》を前提に 言葉と音楽の融合、楽譜の理解を深めましょう
オペラテキスト読解力法も学ぶことが出来るでしょう

《取り上げる登場人物》
講座①②2月14日と2月21日ーNorma/ベッリーニ作曲『Norma』から
講座③④2月28日と3月7日ーRigoletto/ヴェルディ作曲『Rigoletto』から
講座⑤⑥3月14日と3月28日ーMimì /プッチーニ作曲『La bohème』から

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受講費
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全14回ー通訳、講義動画共有付き
税込38,500(税無35000円、1回あたり税込2750円)
※分割払いもお受けしております

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募集受講生30名
お申込みはこちらのフォームからお願い致します
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過去の台本講座
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2018年 Librettaimo 1- Le nozze di Figaro
2019年 Librettiamo 2-Don Giovanni
2020年10月31日スタート Librettiamo 3 登場人物にスポットをあてて(オルフェオ、スザンナ、ヴィオレッタ)

 

目次
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