顎の力を抜くためにはどうしたら良いでしょうか?
- 普段の生活のなかでも、顎を食いしばってるなと感じる瞬間が多く、その際顎の力を抜くためにはどうしたら良いでしょうか?
また咬筋が使われて過ぎているのか、そこの辺りが重だるく感じる時もあります。その解消方法もありましたら、教えていただきたいです。
併せて、就寝中の歯軋りもよくしてしまうため、解消、緩和のために何かあれば教えていただきたいです。 -
歯をくいしばる大きな原因のひとつに、上の歯と下の歯が当たっていることが挙げられます。人間の歯はとても敏感にできており、少しでも当たっているところがあると、そこをテコの支点のように使い、噛む力を発生させてしまいます。
このことにより、頬のだるさを感じたり、睡眠中の歯ぎしりにつながったりします。
この”当たり”は、歯科医師によって見つけてもらうことができます。まずは歯科をご受診になられ、嚊み合わせを診てもらうことがスタートかと存じます。
そして、歯科の受診においても異常が認められないようでしたら、普段の姿勢に原因があるかもしれません。
全身が映る鏡に向かって、目を閉じて5秒ほど足踏みをして、目を開けて何気なく立っている姿勢を見てください。例えば、上半身がひだりに傾いているようですと、みぎのアゴや歯は、ひだりに倒れまいと常に頑張っているはずです。
上記はあくまで例ですが、そのように全身の姿勢の歪みを、アゴや歯で修正しようとしている結果、力みが取れずにアゴのだるさや夜の歯ぎしりの原因になっているかもしれません。子供の頃の足首のひどい捻挫が、大人の姿勢に影響を与えることもよくありますし、、歌の練習の時に、常にピアノをみぎ耳から聴いていると、ひだり半身の力が抜けない等、意外なところに原因が潜んでいたりします。
まずは歯科医のコンサルテーションをおすすめいたします。そしてなお気になるようでしたら、弊社でも姿勢の確認はさせて頂きますので、事務局を通してお声がけくださいませ。