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2025年から始まるヨーロッパ渡航認証システム

2025年から運用開始予定のETIASヨーロッパ渡航認証システム。※
これまで観光は、ビザなしでヨーロッパの国々に入国できましたが、ETIASを事前に申し込まないと入国できなくなってしまいますので、システム導入後の対応にお気をつけください。
万が一渡航日にこの認証がない場合、飛行機などに搭乗できないケースになるかもしれませんので、渡航日が決まったら早めの申請をお忘れなく!

下記の情報は
ETIAS – European Union(公式サイト)
やその他サイトの情報をまとめたものですが、今後変更となる内容もあるかもしれません。
渡航の際には最新の公式情報を必ずご確認ください。

本記事に関する具体的な内容や詳細につきましては、弊社ではお答えいたしかねます。
ETIASヨーロッパ渡航認証システム情報、申請につきましては、万が一、申請に不備が生じた場合、弊社は責任を負いかねます。ご質問は関係機関へ直接お問い合わせいただきますようお願い申し上げます。

目次

公式サイト最新情報

2025年3月10日更新
「出入国管理システム(EES)」は2025年10月から導入を予定し、「欧州渡航情報認証制度(ETIAS)」は2026年第4四半期(10月~12月)より運用開始予定。
現時点では、旅行者の方々に行動していただく必要はありません。
欧州連合はETIASの開始数か月前に開始について通知します。
https://travel-europe.europa.eu/etias_en

ETIAS(エティアス)とは?

ETIAS(European Travel Information and Authorization System、欧州渡航情報認証制度)は、ビザ免除対象国の国民がEU加盟国へ短期滞在(90日以内)のために渡航する際に必要な事前承認制度。

この制度は、ビザの申請よりも簡便であり、主に安全保障、健康、移民のリスクを調査することを目的としている。ビザ免除対象の旅行者が事前審査を受けることで、ヨーロッパは旅行の利便性と安全性のバランスを図ることを目指している。

ETIASの認可は、観光、商用、通過、または医療上の理由で渡航する個人を対象とする。一方、ヨーロッパでの長期留学や就労を目的とする場合には適用されない。

日本を含むビザ免除国のパスポートを持つ渡航者にとって、90日以内の観光や短期滞在が対象となり、入国審査の効率化が期待されている。例えば、ETIASを利用してEU圏内へ入国する場合、最初に到着した国で入国審査が行われれば、次に訪れるEU加盟国では追加の入国審査は不要となる。

ただし、ETIASはビザとは異なる制度であり、このシステムで認証されたからといって入国が保証されるわけではない。最終的な入国の可否は入国審査官の判断に委ねられるため、この点を理解しておく必要がある。

ETIASの主な特徴

対象者:

  • ビザなしでシェンゲン協定加盟国に渡航可能な国(例:日本、アメリカ、カナダなど)の市民。
  • 観光、ビジネス、家族訪問など90日以内の短期滞在が対象。

対象国:

  • シェンゲン協定加盟国(26カ国): 
    フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ギリシャなど主要なヨーロッパ諸国。
  • シェンゲン協定に準じる国(ノルウェー、スイスなど)も含まれる。
  • イギリス、アイルランドに行く場合は、ETIASは不要だが、これらの国々に滞在中、ETIAS導入国に渡航する場合は申請が必要

目的:

  • 渡航者情報を事前に収集・評価し、安全性を確保する。
  • 不審な人物やリスクのある旅行者の入国を未然に防ぐ、など。

ETIAS渡航認証の施工はいつから?

欧州渡航認証システム(ETIAS)は、欧州出入国システム(EES)の半年後には運用が開始される予定である。
Quando entra in vigore l’EITAS?
現時点では、EESは2025年に、ETIASは2025年4~6月に導入される見込み

ETIAS渡航認証の申請

ETIAS公式ウェブサイトまたはETIASモバイルアプリから申請フォームに必要事項を入力し、送信。ETIAS渡航認証の申請には7ユーロかかるが、一部の渡航者はこの手数料が免除(18歳未満または70歳以上の旅行者など)。

申請に必要なもの

  • 有効なパスポート
  • メールアドレス
  • クレジットカードまたはPayPalアカウント

申請フォーム入力情報

  • 個人情報 – 氏名、生年月日、出生地、性別、国籍、住所、Eメール、電話番号など。
  • 両親の氏名 – 両親の姓名(判明している場合)が含まれる。
  • 旅券情報 – パスポート番号、発行日、有効期限、発行国、発行場所、発行機関など。
  • 雇用に関する情報 – 現在または直近の雇用主に関する情報。
  • 学歴情報 – 現在在籍している教育機関や学校名など。
  • EUの目的地 – あなたが到着する予定のEU加盟国と、そこでの滞在先の住所詳細。
  • 個人情報 – 有罪とされた前科、紛争地への渡航歴、過去の帰国決定の有無など。
  • 親または法定後見人 – 申請者が18歳未満の場合、その福祉に責任を持つ親または後見人の氏名と連絡先。
  • 第三者 – 申請者の代理として申請書を提出する第三者は、申請書に記入する人物の詳細、申請者との関係、申請者が代表する団体や組織を提出しなければなりません。
  • EU加盟国家族 – EU加盟国の国民、またはEU域内で自由移動権を持つEFTA加盟国の国民と親族関係にある申請者は、親族関係者、およびその関係の詳細を提出しなければならない。

など。

申請にかかる時間

申請時間:

  • オンライン申請フォームの入力と提出は比較的簡単で、ほとんどの場合短時間で完了

処理時間:

  • 提出後、ETIAS申請は迅速に処理され、通常96時間以内に決定通知がメールに届く。
  • 一部の申請では、追加書類が必要となり、最大4週間かかる場合もある。
  • ほとんどの申請は数分で処理されるが、保証はできない。

申請の必要性:

  • ETIASが承認されるまでは、欧州連合内の国に入国はNG。

申請の注意点:

  • 96時間以内に、申請状況や今後の対応についてお知らせするメールが届く。
  • 申請によっては30日以上かかる場合もあるため、余裕を持って申請することが重要。

ETIAS渡航認証の有効期限

ETIASの渡航認証は、発行日から3年間、渡航認証の有効期限が切れるまで、またはパスポートの有効期限(いずれか早い方)となり180日間に90日以内の滞在に使用できる有効。ETIASが有効な間は、渡航認証の規則を遵守している限り、EU域内を自由に行き来することが可能。

パスポートの有効期限があと2年しかない場合

ETIASの渡航認証の有効期限は、発行日から3年間、または既存の渡航書類の有効期限のいずれか早い方なので、パスポートの有効期限が2年後に切れる場合、ETIASの有効期限も同時に切れることになる。

ETIAS渡航認証の更新手続きは

ETIASの有効期限が切れる前に、Eメールが送信される。ETIASの有効期限が切れる120日前から、新しいETIASの申請ができる。

EU加盟国の在留カードまたは在留資格を持っている人もETIAS渡航認証申請は必要?

EU加盟国の在留カードまたは在留資格を持っている場合は、ETIASを申請する必要ないが、在留証明書と有効なパスポートを使用して渡航する必要がある。

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